漏れ電波利用の機体捜索 | |
1.RC受信機の漏れ電波を使った機体捜索の簡易実験をした所、良い結果が得られましたので報告します。 | |
理屈です。 シングルコンバージョン デュアルコンバージョン いずれも、一度目の変換の際に受信機用クリスタルを使っています。 周波数の変換は次の通りです。 72MHzシングルコンバージョン 72MHzデュアルコンバージョン 実際にレシーバーで探す周波数は、 50番は72.790MHzですので、 実際にはこの基本波の他に奇数倍で高調波が発生します。 アンテナは受信する感度を換えるため、ホイップアンテナの10cmから30cm位の物を2〜3本使い分けます。 当初は八木アンテナを使おうと思いましたが、これは方角も距離も全然検討が付かない場合に非常に有効ですが、機体捜索の場合は大体の方向と距離が分かっていますので、ホイップアンテナで十分だと思います。 |
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3.実際に簡単な実験をした結果です。 良くテレビでやる盗聴器発見の方法とまったく同じです。 この実験を5回ほどしましたが、すべて発見する事ができました。 大体30m〜50m位離れても受信出来ますので、十分有効だと思います。 |
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4.実際に飛行場わきの草むらに、飛行機を投げ入れて実験してみました。 |
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5.漏れ電波をたよりに捜索し、みごとに発見することが出来ました。 |
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(2005.11.06) |
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捜索レシーバーのアンテナですが、昨日の実験では受信距離がイマイチでしたので、モービルアンテナを使って見ました。 長さ1mほどのモービルアンテナで細い同軸ケーブルでつないであります。 ハンディーホイップと比べて約2倍ほど受信距離が伸びましたし、受信機とアンテナが離れている為使い勝手もGoodです。 アンテナは利得が高く感度の良い方が遠くから受信出来ますが、藪の中で取り回しに邪魔になっては意味がありません。 |
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(2005.11.07) |
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漏れ電波の周波数をメーカー別、受信機種類別に一覧表を作成しました。 | |
(2006.03.12) | |
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